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シン・スプリント(疲労性骨膜炎)

ダッシュ→急激な停止を繰り返す運動として、陸上・ハンドボール・サッカー・バスケットボール選手に多く見られます。

シン・スプリントの症状としては、スネの骨内側下半分に縦に沿って走る圧痛が特徴です(スネの内側を上から下の沿って押すと痛みが連続する)。

体が出来てない中学一年生や種目変更して不慣れな高校一年生に多く、部活を初めて少し慣れてきた6〜7月に発生し易いようです。

シン・スプリントになってしまう原因は、練習量が現在の自分の体力以上で、脚に負荷が掛かったり、体が硬かったり、筋力が弱いなど様々です。

ジャンプ、ダッシュする時の筋肉の付着部の骨膜炎ですから、間違ってもマッサージしない事です。
痛めた直後は冷たい流水で5分間冷やしたり、保冷剤・コールドスプレーで患部の炎症を除き、足首の固定をする事です。
患部を冷却し、足首を固定しても痛みが取れなければ整形外科を受診する事をお勧めします。

整形外科受診時にレントゲン撮影をして異常がなければ、筋力強化(前脛骨筋訓練)+膝・足関節のストレッチをしながらテーピングを施してスポーツは可能です。

テーピングの方法はこちらの動画を参考にしてください。
シンスプリントのテーピング

筋力強化の方法としては、足首90度に固定して足背に1〜2sの重りを載せて座った位置で太ももを上げる訓練をします。
、ストレッチとしては、アキレス腱を十分に伸ばし、足先を下側に伸ばしてやる事です。

正しい管理をして2〜3週間で痛みが取れなければ脛骨疲労骨折(1か月運動禁止)の疑いもありますので要注意!!

ここに至るまで骨膜炎ですからマッサージ厳禁(整骨院・マッサージ)又シンスプリント→脛骨疲労骨折の流れから考えますと、最初から整形外科で経過を診て貰った方が本人の為になると思います。

シンスプリントの症状が出て1カ月も経って痛みが取れなければもう一度脛のレントゲン写真を撮る事を勧めます。脛に薄い膜がかかったような所見でそこが痛ければ脛骨疲労骨折です。診断されたら1カ月運動禁止ですから早めに受診して指示を仰いで下さい。


 
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